Our Service

切断したい躯体に巻き付けたダイヤモンドワイヤーを高速回転し、コンクリート等を切断する工法です。

ダイヤモンドワイヤーを切断対象物に巻き付けて、秒速10~25mで高速回転させて切断するので、大型コンクリート構造物の切断も容易にできます。しかも、騒音、振動、粉塵の発生も最小限に抑えられるので、作業条件の厳しい工事現場などに最適です。高所の大型鉄筋コンクリートの大断面はもちろんのこと、ダムなどの水中切断も行うことができます。また、対象物の形状にも制限はなく、縦・横・斜めと自在な切断面を設定できます。
  • 直径10mm程のダイヤモンドワイヤーが巻き付けることができる、躯体は切断可能です。
  • 湿式ワイヤーソーイング:水を使用しながら切断する工法です。
    水を使用するため、粉塵の発生を抑えることができます。
    水は毎分20ℓ程度使用します。汚泥処理も必要となります。
  • 乾式ワイヤーソーイング:水を使用しないで切断する工法です。
    粉塵が出ないよう切断ライン上を全て養生で囲い、大型集塵機で粉塵を吸引しながら切断します。
    大型集塵機を使用しますが、切断対象物が複雑な形状の場合は全て囲うことが出来ないため対応できない場合があります。

Flow

  • STEP
    1
    お客様から事前に切断予定箇所の図面を頂き、切断順序や切断躯体重量の算出を行い安全に考慮したご提案を行います。
  • STEP
    2
    ワイヤーソーの現場では大型の電力、湿式の場合は大量の水、乾式の場合は大型集塵機が必要になります。その為、切断箇所へ必要な物を準備します。
  • STEP
    3
    ワイヤーを巻き付けるためのルートがない場合はコアボーリングでワイヤーの通し孔(パイロット)を抜きます。
  • STEP
    4
    ワイヤーソーマシンをセットします。
  • STEP
    5
    万が一の破断に備え、必ず防護養生を行います。また、必要に応じた養生を行います。
  • STEP
    6
    切断後、躯体が安定しない場合はレッカー等で吊ながら切断します。
  • STEP
    7
    切断完了。

注意事項

  • ワイヤーソーマシンの設置スペース(おおよそ2m角)が必要です。
  • 湿式の場合大量な汚泥(15~20ℓ/分)が発生します。
  • 大型の電力(45kVA相当)が必要です。

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